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建設等工事期間データ

許認可者が市ではないかも知れないのですが、市内で行われるビルや道路工事などの施工に対する認可情報の中から「いつ」「どこ」で「どんな」工事を行っているか(いたか)をオープンデータ化頂きたいです。
欧州等でビルの建設工期などの情報と衛星データを混ぜ込んでサービス展開をしている企業があり、国内でも大手情報系企業が同様のサービス開発の検討をしているという情報もあり、オープンデータ整備の一環としてそういった需要にも対応できる環境を整えておくと今後面白い展開が出来るのではないかと思います。

ご提案ありがとうございます。
特に市町村の指定がなかったため、豊橋市内の情報についてご提案があったものと仮定し、豊橋市にヒアリングした状況を回答させていただきます。

まず、建物を建設する際には、基本的に建築確認と完了検査が必要となります。
現状、この事務については、市役所以外にも民間の指定確認検査機関でも行うことができます。

また、道路の建設に関しては、一口に道路工事と言いましても、
・市や県が行う道路の改良や維持・修繕工事
・水道、ガス、電気などの占用事業者が道路に管類や線類を新たなに設けたり、古くなったものを更新する
 占用工事
・道路管理者以外の個人が道路管理者の許可を得て行う承認工事
など様々で、許認可の主体や発注者が異なるといった事情がございますので、
市内で行われる工事情報について全て提供するというのは難しい現状がございます。

ご提案の建築情報のオープンデータ化について豊橋市に確認しましたが、
豊橋市の発注案件であれば、建物、道路いずれの工事の発注情報についても、
現状では、豊橋市のホームページに掲載の
「ちずみる豊橋」にある「都市計画情報マップ」から検索することができます。

ただし、このデータについては閲覧が前提のものとなっており、いわゆるオープンデータのように
機械判読に適した二次利用ができるものではありません。

また、建物についていえば、民間の指定確認検査機関のデータに関しては市に情報が来るものの
フォーマットに定めがなく、市では基本情報を取りまとめているに留まっており、
基本情報以外はデータ化されていないという課題もあるそうです。この点については道路も同様と伺っております。

上記のことから、現状ではご提案にお応えすることはできませんが、
当社でもオープンデータ化を推進する立場から、今後データを入力する統一のフォーマット作成に向けての検討を行う中で
課題整理を行い、データの入力作業等が容易にできるような準備が整いましたら、改めて市等へ提案を行っていければと考えております。